前回は、一人暮らし後の生活費を計算してみた。
家賃や食費、今払っているお金に、貯金とNISAも入れると、毎月1万2,507円足りないという結果だった。
貯金とNISAは削りたくないし、遊びも楽しみたい。その中で、まず見直したいと思ったのはタバコ代だった。
今回は、その予算を実家暮らしの今と並べて、毎月の負担がどれくらい変わるのか比べてみる。
整理している途中で、前回の食費と日用品の予算も見直すことになった。
平日の晩ご飯や、家で使っている生活用品まで、自分で用意することになる。
今払っているものと、今は家で用意してもらっているもの。その両方を入れて、もう一度計算してみることにした。
- 実家暮らしから一人暮らしになると、毎月の負担がどれくらい増えるか
- 食費と日用品の予算を、前回から見直した理由
- 引っ越し資金の積立と、一人暮らし後に調整したい予算
今回は、毎月の予算同士を比べる
今は、9月25日から10月24日までの家計改善を試している途中。
1ヶ月で実際にいくら使ったかは、まだ結果が出ていない。今回は、実家暮らしの月間予算と、一人暮らし後の仮予算を比較する。
手取りは前回と同じ、9月25日に入った24万5,963円を基準にする。交通費込みの金額になる。
一人暮らし後の家賃・共益費は、ひとまず上限の7万円。交通費は住む場所が決まっていないので、今と同じ金額で置く。
9月にあったカード請求約5万円は、今回の予算に別で足していない。請求に含まれる買い物を食費や遊び代にも入れると、二重に数えてしまうため。
今回見るのは、毎月どんな配分で暮らすか。その月のカード請求を含めた実際の支払いは、家計改善の結果記事で振り返る。
食費3万円には、もう少し余裕を持たせたい
今、自分で出している食費の目安は、平日の朝・昼で月1万円。土日は、週末まとめて3,000円くらい。飲み代は別で考える。
週末を月4回として計算すると、
10,000円+3,000円×4回=22,000円
今回は、この2万2,000円を実家暮らしの食費予算にする。週末を5回で数えるなら、2万5,000円になる。
ただ、この中には平日の晩ご飯代が入っていない。
今は実家で用意してもらっていて、食事代を別に払っているわけではない。一人暮らしを始めたら、そこも自分で用意することになる。
前回の食費3万円では、今より8,000円増やすだけで、平日の晩ご飯までまかなう想定になっていた。
もう少し予算を増やす必要があるかもしれない。
今回は、一人暮らしの食費を月3万5,000円に見直す。まだ実際に暮らして確かめた金額ではないので、4万円の場合もあとで比べてみる。
日用品は、数か月ごとの買い物も月割りする
前回、日用品は月3,000円で仮置きしていた。
でも、自分が買っているものを並べてみると、この金額では足りなかった。
コンタクトや洗浄液、洗顔、化粧水、乳液は、今も自分で払っている。どれも3か月分として買っているので、月あたりに直す。
| 品目 | 3か月分の購入額 | 月あたり |
|---|---|---|
| コンタクト | 3,600円 | 1,200円 |
| コンタクト洗浄液 | 4,600円 | 約1,533円 |
| 洗顔 | 1,500円 | 500円 |
| 化粧水 | 1,500円 | 500円 |
| 乳液 | 1,000円 | 約333円 |
| 合計 | 12,200円 | 約4,067円 |
今買っているものだけで、月約4,067円。
毎月全部買うわけではないから、その月の買い物だけを見ていると少なく感じる。でも、3か月ごとに1万2,200円必要になるなら、その分を毎月の予算に入れておきたい。
実家暮らし側は、端数を丸めて月4,100円を確保する計算にする。
これは毎月使い切る金額ではなく、次の購入に備えて残しておく予算になる。
一人暮らしでは、家で用意してもらっているものも増える
洗剤やシャンプー、ボディーソープ、トイレットペーパーなどは、今は家で用意してもらっているものを使っている。
一人暮らしでは、それも自分で買う。
まだ使い切る頻度は分からないので、次の金額を月あたりの仮予算として置く。
| 生活用品 | 月あたりの仮予算 |
|---|---|
| 洗濯洗剤 | 400円 |
| シャンプー | 300円 |
| ボディーソープ | 250円 |
| トイレットペーパー | 150円 |
| ティッシュ・キッチンペーパー | 150円 |
| 食器用洗剤・スポンジ | 150円 |
| 風呂・トイレなどの掃除用品 | 200円 |
| 歯磨き粉・歯ブラシ | 200円 |
| ゴミ袋・その他消耗品 | 200円 |
| 合計 | 2,000円 |
価格の参考にしたのは、マツキヨココカラの掲載商品。洗濯洗剤、ボディーソープ、トイレットペーパーなどの販売価格を参考に、月額の予算を置いた。一般的な平均額ではなく、自分の試算用の金額になる。www.matsukiyococokara-online.com
表の金額で毎月その商品を買うという意味ではない。使う商品や減るペースが分かったら調整する。
自分で買っている5品と合わせると、月約6,067円。少し余裕を持たせて、一人暮らしの日用品予算は月6,500円にする。
化粧水などはここに含めたので、美容費の方には重ねて入れない。
最初に一式そろえるお金は初期費用側、その後の買い足しは毎月の日用品予算で考える。
一人暮らしで変わる支出を並べてみる
今は家に月1万5,000円を入れている。光熱費と自宅のネット代は、それとは別に払っていない。
一人暮らしを始めたら、家に入れるお金はなくなる想定。その代わり、家賃や光熱費などを自分で払う。
食費と日用品を見直したうえで、変わる部分を並べてみる。
| 項目 | 実家暮らしの予算 | 一人暮らしの仮予算 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 家に入れるお金 | 15,000円 | 0円 | −15,000円 |
| 家賃・共益費 | 0円 | 70,000円 | +70,000円 |
| 電気代 | 0円 | 6,000円 | +6,000円 |
| ガス代 | 0円 | 4,000円 | +4,000円 |
| 水道代・下水道使用料 | 0円 | 2,000円 | +2,000円 |
| 自宅のネット代 | 0円 | 4,000円 | +4,000円 |
| 食費 | 22,000円 | 35,000円 | +13,000円 |
| 日用品 | 4,100円 | 6,500円 | +2,400円 |
| 交際費・趣味・遊び | 40,000円 | 30,000円 | −10,000円 |
| 合計 | 81,100円 | 157,500円 | +76,400円 |
実家側の0円は、費用そのものがかかっていないという意味ではなく、自分が個別に払っていない金額になる。
一人暮らしの交際費・趣味・遊びは、**前回のSTEP2-3で置いた合計3万円をそのまま使っている。**今回新しく1万円減らしたわけではない。
実家暮らしの目安4万円と比べると、遊びの予算は1万円少ない。それでも、毎月の支出予算は7万6,400円増える計算になった。
引っ越しても続く支出は、そのまま残す
次の支出は、今回の比較では同じ金額にしている。
| 項目 | 両方に置いた月額 |
|---|---|
| 携帯代 | 3,600円 |
| 定期代・追加交通費 | 22,000円 |
| 美容費 | 5,000円 |
| 嗜好品〈自分はタバコ代〉 | 17,700円 |
| 医療費の備え | 5,000円 |
| 奨学金の返済 | 13,339円 |
| ChatGPT・Prime・サーバー | 4,831円 |
| 予備費 | 5,000円 |
| 合計 | 76,470円 |
引っ越したからといって、奨学金の返済や携帯代がなくなるわけではない。
医療費の備えと予備費は、使わなければ残しておく。サービス利用料は、年払いのPrimeを月額に直すなど、予算用の金額で計算している。
交通費は、住む場所が決まったら見直す。会社から支給される金額も変わるなら、交通費込みの手取り側も合わせて直す。
実家にいる間は、残金から一人暮らし資金を積み立てる
変わる支出と、同じ金額にした支出を合わせてみる。
通常の貯金とNISAは、それぞれ月1万6,500円を確保する想定になる。
| 内容 | 実家暮らしの試算 | 一人暮らしの試算 |
|---|---|---|
| 支出予算 | 157,570円 | 233,970円 |
| 通常貯金 | 16,500円 | 16,500円 |
| NISA | 16,500円 | 16,500円 |
| 振り分ける金額の合計 | 190,570円 | 266,970円 |
| 手取り | 245,963円 | 245,963円 |
| 残金 | +55,393円 | −21,007円 |
実家暮らしの支出予算には、**交際費・趣味・遊びの4万円も含まれている。**そこから通常貯金とNISAも引いたあとの残金が、5万5,393円になる。
この残金から、実家にいる間に月3〜5万円を一人暮らし資金として積み立てたい。
| 一人暮らし資金への積立 | 積立後の残金 |
|---|---|
| 30,000円 | 25,393円 |
| 40,000円 | 15,393円 |
| 50,000円 | 5,393円 |
遊び代を確保しながら、引っ越すためのお金も準備する。今の実家暮らしでは、この振り分けを目指す。
ただ、5万5,393円は実際に残った結果ではなく、今回の予算上の数字。その月に必要な支払いも確認して、積立額を決める。
9月はカード請求があり、一人暮らし資金に回せたのは6,000円だった。毎月3〜5万円を積み立てられたわけではないので、そこは分けておく。
一人暮らし後は、引っ越し資金の積立を入れなくても足りない
一人暮らし側の試算には、今の準備期間に行う月3〜5万円の引っ越し資金積立は入れていない。
交際費・趣味・遊びは前回と同じ合計3万円。通常貯金とNISAをそれぞれ1万6,500円残したうえで、月2万1,007円足りない計算になる。
実家にいる間は、残金を引っ越し準備に回す。一人暮らしを始めたあとは、その積立がなくなっても、毎月の予算を調整する必要がある。
前回から増やしたのは、食費5,000円と日用品3,500円。合わせて8,500円増えた分、不足額も大きくなった。
| 前回から見直した項目 | STEP2-3 | 今回 |
|---|---|---|
| 食費 | 30,000円 | 35,000円 |
| 日用品 | 3,000円 | 6,500円 |
| 交際費・趣味・遊び | 30,000円 | 30,000円 |
| 毎月の残金 | −12,507円 | −21,007円 |
前回は、タバコ代を0円にできれば計算上はプラスになった。
でも、今回の予算では、仮に月1万7,700円のタバコ代がなくなっても、まだ月3,307円足りない。
予算を見直して、やはり禁煙も視野に入れないといけないと思った。自分に甘すぎる。
お金のことだけでなく、健康について考えるきっかけもあった。まだ禁煙を始めたわけではないけど、今まで通り吸い続けるのかは、ちゃんと考えたい。
ただ、今回の予算ではタバコ代がなくなっても月3,307円足りない。禁煙だけで解決する計算ではないので、家賃も見直していく。
家賃の上限を下げることも検討する
食費や日用品を見直した結果、家賃の上限を下げることも検討したい。
今回は家賃・共益費を月7万円で計算している。ほかの予算を変えず、ここを下げた場合も比べてみる。
| 家賃・共益費の合計 | 毎月の残金 |
|---|---|
| 70,000円〈今回〉 | −21,007円 |
| 65,000円 | −16,007円 |
| 60,000円 | −11,007円 |
家賃を5,000円下げれば、毎月の残金も5,000円変わる。
家賃を下げることに、特に抵抗はない。今の自分の収入で暮らしていくなら、身の丈に合う物件を探さないといけないと思った。
家賃・共益費7万円は上限として考えていたけど、その金額まで使う必要はない。共益費込みで6万〜6万5,000円の物件も候補に入れて、毎月の予算と合わせて探していきたい。
6万円にしても、今の予算のままではまだ足りない。ただ、毎月払う金額を抑えられる分、ほかの支出で調整する金額は小さくなる。
タバコ代だけで不足を埋めようとせず、家賃も含めて予算を組み直していく。
食費が4万円になった場合も見ておく
今回の食費3万5,000円も、まだ仮予算。
家賃・共益費を7万円、日用品を6,500円、交際費・趣味・遊びを合計3万円にしたまま、食費だけ変えるとこうなる。
| 一人暮らしの食費 | 毎月の残金 |
|---|---|
| 30,000円 | −16,007円 |
| 35,000円〈今回〉 | −21,007円 |
| 40,000円 | −26,007円 |
同じ食費3万円でも、前回より日用品予算を増やした分、残金は変わっている。
まずは3万5,000円を基準にするけど、実際にいくら必要かは暮らしてから確認する。
家賃、食費、ネット代、交通費。まだ仮置きしているものは、物件や生活の条件が分かるたびに置き換えていく。
今払っていないものと、毎月買わないものを確認する
今回見直したのは、平日の晩ご飯と日用品だった。
晩ご飯は、今は自分で個別に払っていないもの。コンタクトやスキンケア用品は、自分で払っているけど毎月買うわけではないものになる。
どちらも、その月の支出だけを見ていると、予算から抜けやすかった。
自分の生活でも比較するなら、次のところを確認してみてほしい。
- 家で食べている食事や、共用の日用品を誰が払っているか
- コンタクトや化粧水など、数か月ごとに買っているものはいくらか
- 引っ越しても続く返済やサービス利用料は何か
3か月分なら3で割る。年払いなら12で割る。
毎月使うお金と、次の購入まで残しておくお金を合わせて予算にする。自分も、日用品を月3,000円と置くだけでは見えていなかった金額を拾えた。
金額を変えながら比べたい場合は、前回用意したシミュレーターも使える。今回の一人暮らしの条件なら、食費を35,000円、日用品を6,500円に変更すると同じ計算になる。
実家にいる間の準備と、その後の生活費を分けて考える
今回の条件では、一人暮らしの支出予算は、実家暮らしより月7万6,400円増える試算になった。
実家にいる間は、遊び代4万円と通常貯金・NISAを確保したあとの残金から、引っ越し資金を月3〜5万円積み立てたい。
一方、一人暮らし後は、その引っ越し資金積立を入れなくても、毎月2万1,007円足りない。
食費と日用品を見直した結果、タバコ代だけでは不足を埋められないことも分かった。家賃の上限を下げることも含めて、毎月の配分を考えていく。
引っ越すまでにお金を用意することと、引っ越したあとに給料の範囲で暮らすこと。両方の予算を分けて考える必要がある。
次は、初期費用と毎月の予算を合わせて、一人暮らし資金の最終確認をしていく。
